伯母とのお付き合い

85歳の伯母は、「自分一人でボーっとご飯を食べていても仕方ないから」と、最近はほとんど毎日、夕食をホームのレストランで食べることにしたという。

マンションに一人住まいしていた時だって同じことだったはずなのだが…ホームの狭い部屋にいると孤独感がより強く感じられるのかもしれないし、まあ好きなようにするのが一番なのかな。
お医者さんには「自炊しないと頭がボケるよ」と言われているらしいけれど、「台所が使いづらいし買い物も行けないし、余ってしまうし…」となんだかんだ言い訳めいたことを言っている。要するに、特に好きな食べ物もないしもともと料理はそんなに好きじゃないんだろう。だから好きなようにして、ホームのお友達と食べて楽しめばいいと思うのだが、自分で後ろめたいような気になるのか、いつも「まったく作らないわけじゃないけど、ほら、余るし…」と同じことを繰り返す。いいんだよ、好きにして。したいようにすればいいんだってば…といつも思う。

ただ、伯母のマンションを預かっている(というより住まわせてもらっているわけだが)身として気になるのが、「戦時中に育った者だから」と何でもかんでもとっておく習性のある伯母が、いつ何のために使うのかわからない紐やリボンや紙袋、タオルや布きれ類、十年以上前からのラップ類(すべてもらった日の日づけが記入してある!)などなどを、棚にごっそり入れたままということ…。
「物を大事にする」=「物を有効に使う」ということだというのが、どうしてもわかってもらえない感じ。でも、使わない物で一杯になっている収納スペースというのはすなわち「場所の無駄遣い」だと思うんだけど…。捨てないこと=美徳ということではない。

引っ越してきたばかりの頃は私も「預かっている物だからなるべくいじらないでそのまま」と思っていたけれど、最近はどうもこれらの「モノのオーラ?」にあてられる感じが強まってきて自分の精神衛生にあまり良くない(おおげさに聞こえるかもしれないけれど)ので、現実的に伯母がもう覚えていそうもない物はどんどん整理することにした。ただし、生かせるものはなるべく生かす方向で。しわくちゃになっていたリボン類に全部スチームアイロンを当てて、伯母のところに持って行った。「ドライフラワーをあげる時とか、これで飾ればいいよ」と言って渡してきた。伯母は最近、せっせとバラのドライフラワー作りをしているので。行きつけの病院併設フィットネスクラブ(!)のお仲間にあげると喜ばれるらしい。(「それはよかった…私は要らないからね、くれないでね」と思ってしまう自分→悪魔?)
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by oliva16 | 2011-06-25 11:37