翻訳課題提出

5月から始めた通信講座、第一回課題提出終了。
およそ2ページの英語を訳すのに、一ヶ月苦心惨憺した。
読み返すたびに、直したい箇所が見つかる。
文芸作品が題材の翻訳勉強会では、原文の語順をなるべく生かすようにと言われている。だが、今回の通信講座では新聞のコラムや、やわらかめの研究書といった文体の訳し方を学んでいくことになる。文字数の制限や読者層を意識して訳文をつくることや、段落の分け方など、これまであまり気にしたことがないことをたくさん勉強しなければならない。原文が複雑でわかりづらい場合、それをどの程度かみ砕いた表現にして訳すべきか、など悩みだしたらきりがない。
今回の通信講座テーマは「デザイン&ポップカルチャー」。日本のマンガやアニメはいまや欧米で大人気、らしいが、そもそも日本にいてもほとんどアニメやマンガに触れない私にとって は、未知の世界。遊戯王???ポケモン???何がそんなに面白いんだろう?そもそも遊び方を知らない。そういえば10年以上前、友人とイタリアに行ったとき、列車内でドラえもんのマンガを取り出した友人を見てイタリア人の若いお兄ちゃんが目をらんらんと輝かせて何やらまくしたてて、自分のリュックから何か日本のマンガのイタリア語版を見せてくれたことがあった。思えばずいぶん前から日本のマンガやアニメは海外に進出していたのだな…。
閑話休題。今回、課題として出されるテキストは、欧米における日本文化の浸透の現状やその人気の理由についての分析などを海外の視点から述べたものが中心になる。だから欧米で共通認識になっている言葉(社名とか、チェーン店の名前とか)については特に説明がないし、逆に日本では誰でも知っているような言葉に説明が加えられていたりする。こういうのは原文そのままを単純に日本語にすればいいわけではない。また、いわゆる「カタカナ英語」はなるべく使いたくないのだが、一般的にその方がとおりが良い場合もあるし、適当な日本語が見つからないときは使わざるをえない。コミュニティ、とか、プロパティ、とか……。特にポップカルチャー(これもカタカナ英語だけど)にまつわる話だと、これまで存在しなかった概念を表す言葉をいろいろ勉強する必要があるし、時には造語しなければならないかも。
とにかく、専門分野といえるものを作りたい私としては、これを機会に英語日本語にかかわらず、この分野について書かれた本をたくさん読もうと思う。
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by oliva16 | 2012-05-17 07:15