表現の自由?

まだまだ過酷な暑さが続くが、朝晩は少し風が通るようになってきた。
でも、ちょっとすごい湿気!!タンスにかけている、日に干せば繰り返し使える「吸湿シート」の吸湿度を表すシールの色が一日で青からピンクに変わってしまう。おかしいな、1週間くらいは保つはずなのに…。

さてここ1週間ばかり、急に入った仕事に追われていた。ありがたいような、目先のお金につられてつい引き受けてしまう自分が情けないような…。

仕事のひとつに、ドキュメンタリー制作のためのインタビュー素材の音声書き起こし(日本語インタビューを、日本語に起こすだけ。語学とは無関係、集中力とキーボード打つ能力と漢字変換を判断する能力さえあれば誰でもできる。)今回のテーマは、児童(おもに女子)が、いわゆる「ジュニアアイドル」としてDVDや雑誌のモデルになる中で本人も気づかないまま性犯罪の被害に遭っている、という、気分が暗くなるようなもの。たぶん映像は支給できないから「音声のみを聞いて書き起こす」ということになったのだろうけど、児童や幼児の映っているDVDや雑誌をチェックしている現場の取材に当たっているディレクターの言葉から、どんなにひどい内容のものであるのか想像できる。「表現の自由」があるから規制には慎重にならざるを得ないというが、「表現」って何だろう?岩波書店「日本語 語感の辞典」によれば、「人間の内面にある思想・知識・感覚・感情などの情報を、他の人間が自分の感覚で具体的に認知できる表情・身ぶり・行動や言語・音楽・絵画・彫刻などの形で外面に示す行為」をさす、となっているが、「外面に示す」媒体として他の人間を使うなら、その人間の意思を尊重するのは当然だし・・・。

年端のいかない子どもを使って金儲けしようとしている人間、そういうものにお金を払う人間がいるから、商売として成り立っているのだと思うと、本当にぞっとする。たとえ「合法」なものであっても、単に「消費される」だけのグラビアやDVDに子どもを出演させて平気な親も、どうかしていると思う。

というわけで、音声起こしのキーボードを叩きながら「うわ…」「こいつ、死ね」などと眉間にしわを寄せてぶつぶつ言っていた私でした。
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by oliva16 | 2012-08-16 11:07 | くらし