特定秘密保護法案 2

11月20日に初めて特定秘密保護法案に反対する署名をした。そしてその後、自分なりにいろんな情報を集めてみたのだが、知れば知るほど不可解な法案なので、やっぱり反対は反対。でも、反対している動機の大部分は、法案の内容よりも、強行に通そうとするそのやり口があまりに醜いと思うし、納得がいかないからである。とにかく、高圧的な態度とか、自分の気に入らないことに対しては無視するとか、そういうのが感覚的に大嫌いなだけ。人間の、大人なんだから、さあ。

デモや集会には行っていない。時間的に無理というのもあるが……いや、本当に行こうとすれば無理ではない。仕事をキャンセルしてしまえばいいのだから。私が請けている仕事なんて、いくらでも代わりがいる、単発の、時間をかければかけるほど単価が下がるような仕事ばかりだし。でも、仕事にせよ私用にせよ、それをうっちゃってまで主張することを、私は持ち合わせない。そこまでするほど歴史を知らないし将来への展望も無いし、法案のもつ恐ろしさを真の意味では感じていないと思う。

分かっていないなら知るために行けばいい、かもしれない。でも私がむしろ知りたいのは、「消極的賛成」の人たちの考え方。そういう人たちもたぶん沢山いるのだろうとは思う。そういう人たちの多くが、前回の選挙で自民党の圧勝を支えたのではないのだろうか。だが、インターネットで調べる限り、一般の人の「賛成」という意見が見つからない。あるとすれば極端なヤジの応酬で「◯日新聞が反対してるってだけで賛成したくなるわ」だの「平和ボケの大衆め」だの……。そうではなくて、私みたいに「悪意はないけれど物事を突き詰めて考えるのが苦手」で、感覚的に「反対」しているという人間とタイプとしては同様の、だが感覚でなんとなく「賛成」かな、と思っている点が私とは逆という、そういう人たちの気持ちが聞きたい。

反対集会に行って「おお!」と手を握り合ったりしたら、それはそれで自分が嘘つきな感じがする。「未来の子どもたちのために」とか、心から思っているかと問われたら、恥ずかしながらそこまで考えていない自分がいるし。デモなど参加したらその場の雰囲気に飲み込まれそうな気がするので、日々鬱々としながらも、傍目から見たら「何もしない」を続けている。
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by oliva16 | 2013-12-06 20:17